仕事を知る

山田運送の社員スタッフの業務内容と1⽇の仕事の流れを、ドライバー(長距離・中距離)と内勤スタッフに分けて、ご紹介します。

ドライバーや運行管理者は、
どんな業務を
行なっているの?

ドライバーの仕事のメインはもちろん車両の運転ですが、それに伴う様々な仕事内容があります。
出勤してから終業するまで、どんな業務があるのか、一勤務をどんな流れで行うのか、業種別に、仕事の内容についてお伝えします。

長距離ドライバー

Long-haul driver

長距離ドライバーの仕事とは

長距離ドライバーの仕事は、大型(中型)トラックを運転し、荷物を目的地まで運ぶことです。具体的には、荷物の積み込み、輸送、荷下ろし、配送ルートの確認、車両の点検などが含まれます。長距離は片道300km以上をを走行することになります。車中泊を伴うこともあります。

お仕事エピソード

大型ドライバー

Y.Iさん

ドライバーをしていて避けて通れないのが、運転中の眠気問題。自分は迷わず休憩を取ります。会社も「眠くなったら遅延してもいいから休憩して」と言ってくれますし、とにかく安全が第一です。
あとは、そもそも眠気が起きないよう、お菓子を食べたり、一人カラオケで歌を歌ったりして対策しています(笑)

長距離ドライバーで行う仕事

点呼:運転免許証、健康状態、アルコールチェックなど、乗務前の確認を行います。

車両点検:トラックのタイヤ、エンジン、ブレーキ、灯火装置など、安全に関わる部分を点検します。

積み込み:配送する荷物をトラックに積み込み、荷崩れしないように固定します。

配送:目的地までトラックを運転し、荷物を届けます。

帰社:会社に戻り、トラックを所定の場所に駐車します。

終業点呼:運転日報の記入、アルコールチェック、運行状況の報告などを行い、業務終了となります。

荷降ろし:荷物をトラックから降ろし、荷主様に引き渡します。

長距離ドライバーの
勤務時間例

16:15

出発点呼

16:30

車両点検

16:45

走行

17:30

荷積み

17:40

休憩

18:00

給油

18:30

走行

19:00

休憩

22:00

走行

22:30

荷降ろし

1:20

走行

1:40

帰社

2:10

車両点検

2:10

洗車

2:20

終業点呼

2:30

帰宅

長距離ドライバーの仕事、
3つの魅力

走れば走るほど、
未来が広がる!

長距離のドライバーは物流の要として、安定した需要と高い給与水準が魅力です。走行距離や配送量に応じた手当で収入アップも見込め、経済的な基盤を築けます。これにより、趣味や自己投資、家族との時間など、仕事以外の生活も充実させられます。

自分だけの空間で
全国を駆け巡る!

一人で運転する時間が長く、自分のペースで仕事を進められます。全国各地を巡り、普段行かない場所での発見や景色を楽しめるのも醍醐味。ラジオや音楽を聴きながら、自分なりにリラックスできる時間も確保しやすいでしょう。

日本の経済を動かす
原動力になる!

運輸の仕事は、生活に不可欠な物資を運び、社会を支える重要な役割を担います。時には緊急物資の輸送もあり、自身の仕事が社会に貢献していることを強く実感できます。荷物を無事に届け終えた時の達成感は、大きなやりがいにつながります。

Q&A

Q.週二日の休みは可能ですか?

A.基本的に一泊二日以上の運行となるため、週で休みが一日の時もあり、完全週休二日制は難しい状況です。
ただし、休みは定期的に取れますし、希望休の届を提出していただければお休み可能です。

Q.車両は固定ですか?

A.一泊二日以上の運行が多い方は基本的に専属の車両をお任せする形になります。ただし、整備・配車・積み荷の条件によっては、別の車両に乗る場合や同じ車両に別の乗務員が乗る場合があります。

Q.有料道路(高速代)は自己負担ですか? ルート指定はありますか?

A.有料道路料金は全額会社負担です(ETCカード支給・立替不要)。一方で、安全とコスト管理の観点から基本ルートを指定しています。
また、拘束時間・荷待ち・渋滞状況などを見て、会社から高速利用を指示する場合があります。

Q.配車はどのように決まりますか?直前に変わったりしませんか?

A.配車は原則、週単位で編成し事前にスケジュールを共有します。
ただし、フリーで走る乗務員は例外として日次で指示する場合があります。
また、フリー以外の乗務員でも、急な案件や不測の事態で配車が変更になることがありますが、その際は必ず事前に相談・連絡のうえで調整します。

中距離ドライバー

Regional driver

中距離ドライバーの仕事とは​

中距離トラックドライバーは、大型(中型)のトラックを運転し、荷物を運びます。主な仕事は、荷物の積載・荷降ろし、配送、ルート確認、車両点検です。中距離の運搬のため、地場での運送や、長い距離でも日帰り運行が基本です。4tトラックであれば、中型免許で運転できるため、未経験からでも始めやすい職種です。​

お仕事エピソード

中距離ドライバー

Y.Iさん

以前の接客業から、憧れていた大型ドライバーの仕事に転職しました。運転することがとにかく好きで、マイペースで仕事ができるので、自分にすごく合っていると感じています。車両も自分好みにシンプルで快適な環境にしているので、落ち着いて安全運転に集中できますね。​
仕事のシフトが週ごとに変わる不規則な働き方ですが、私は「違っていた方が面白い」と感じるタイプなので、決まったルーティンよりも逆に変化を楽しめています。​

中距離ドライバーで行う仕事

点呼:運転免許証、健康状態、アルコールチェックなど、乗務前の確認を行います。

車両点検:トラックのタイヤ、エンジン、ブレーキ、灯火装置など、安全に関わる部分を点検します。

積み込み:配送する荷物をトラックに積み込み、荷崩れしないように固定します。

配送:目的地までトラックを運転し、荷物を届けます。

帰社:会社に戻り、トラックを所定の場所に駐車します。

終業点呼:運転日報の記入、アルコールチェック、運行状況の報告などを行い、業務終了となります。

荷降ろし:荷物をトラックから降ろし、荷主様に引き渡します。

中距離ドライバーの
勤務時間例

5:15

出勤点呼

5:30

車両点検

5:40

走行

7:30

休憩

7:40

荷積み

8:00

走行

9:00

荷積み

9:20

走行

12:30

休憩

13:10

走行

15:00

荷降ろし

15:40

走行

17:00

休憩

17:10

給油

17:25

走行

18:30

帰社

18:30

車両点検

18:40

洗車

19:00

就業点呼

19:10

帰宅

中距離ドライバーの仕事、
3つの魅力

運転技術と​
経験が活かせる​

中距離ドライバーは、片道50km〜200km程度の運転が中心となり、長距離と異なり毎日帰宅できることが多い仕事です。高い運転技術が求められ、経験を積むほど効率的なルート選択や安全な運行スキルが磨かれます。運転が好きな方にとって、やりがいを感じられる仕事です。

需要があり​
収入も安定

ECサイトの普及や物流の多様化により、中距離輸送の需要は非常に安定しています。そのため、大型(中型)ドライバーは常に求められており、安定した仕事量と収入が期待できます。景気に左右されにくく、長期的にキャリアを築きたい方におすすめです。

毎日異なる景色と​
達成感

毎日同じルートを走る近距離ドライバーと異なり、中距離ドライバーは日々異なる地域へ荷物を運びます。新しい場所への移動は、新鮮な気持ちで仕事に取り組めるだけでなく、無事に荷物を届け終えたときの達成感もひとしおです。単調な作業が苦手な方でも、飽きずに働けるでしょう。

Q&A

Q.休日の希望は可能ですか?

A.はい、可能です。希望休日を事前に提出して下さい。

Q.毎日帰れますか?

A.案件とスケジュールによって異なります。日帰りと泊まりが混在しており、状況によっては一泊二日の運行が続く場合もあります。

Q.どのくらいの距離を走りますか?

A.当社では片道300~400km程度を中距離運行としています。案件によっては往復して日帰りできる場合もありますし、片道で止まって一泊二日となる場合もあります。

近距離(地場)
ドライバー

Local driver

近距離ドライバーの仕事とは

近距離(地場)トラックドライバーは、主に50km圏内の決められた地場エリア内で配送を行う仕事です。大型(中型)トラックを運転し、荷物の積み下ろし、配送ルートの確認、車両点検などを担当します。毎日決まった時間に帰宅できることが多く、生活リズムを安定させやすいのが特徴です。長距離運転が苦手な方や、プライベートの時間を大切にしたい方に向いています。​

お仕事エピソード

中距離ドライバー

R.Tさん

私のこだわりは、休憩場所。お気に入りの公園があって、1日のルートで近くを通る時間に休憩をとるようにして、その公園で過ごすのがお気に入りです。 ゲートボールをしているおじいちゃんやおばあちゃんがたまにいらっしゃるような、のどかな公園です。​
自販機でジュースを買って、ブランコを漕ぎながら、そのゲートボールを見るのが私のルーティン。のんびりすることで気持ちがリフレッシュできて、休憩後の仕事もがんばれます。​

近距離ドライバーで行う仕事

点呼:運転免許証、健康状態、アルコールチェックなど、乗務前の確認を行います。

車両点検:トラックのタイヤ、エンジン、ブレーキ、灯火装置など、安全に関わる部分を点検します。

積み込み:配送する荷物をトラックに積み込み、荷崩れしないように固定します。

配送:目的地までトラックを運転し、荷物を届けます。

帰社:会社に戻り、トラックを所定の場所に駐車します。

終業点呼:運転日報の記入、アルコールチェック、運行状況の報告などを行い、業務終了となります。

荷降ろし:荷物をトラックから降ろし、荷主様に引き渡します。

近距離ドライバーの
勤務時間例

9:00

出発点呼

9:10

車両点検

9:20

走行

途中休憩を入れながら
3ヶ所で荷積み

13:10

荷降ろし

13:40

休憩

14:20

走行

途中休憩を入れながら
2ヶ所で荷積み

16:30

荷降ろし

16:50

荷積み

17:00

走行

17:40

帰社

17:40

車両点検

17:50

就業点呼​

18:00

帰宅

近距離ドライバーの仕事、
3つの魅力

毎日家に帰れる​
安心感

近距離配送がメインのため、その日のうちに業務が終了し、毎日自宅へ帰れます。長距離運転で車中泊が苦手な方や、家族との時間を大切にしたい方にとって、生活リズムが安定しやすく、プライベートも充実させやすいのが大きな魅力です。

未経験から​
始めやすい!​

近距離配送は決まったルートを回ることが多いため、道を覚えるのも比較的容易です。未経験からでも挑戦しやすく、着実にスキルを身につけられます。

地域に貢献できる​
やりがい​

担当エリアの企業や店舗へ直接荷物を届けるため、顧客とのコミュニケーションが生まれやすい仕事です。自分の手で地域の物流を支え、人々の生活に貢献していることを実感できます。感謝の言葉をかけられることもあり、やりがいを感じられるでしょう。

Q&A

Q.毎日帰れますか?

A.はい、日帰りが前提です。突発案件や道路状況で遅くなる場合はありますが、泊まりは想定していません。必要があれば事前にスケジュールを共有・相談して調整します。

Q.将来的に長距離に移ることは可能ですか?

A.はい、職務変更として長距離に移ることは可能です。
ただし、配車の状況や案件の兼ね合いもあるため、実際のタイミングは相談しながら調整させていただきます。

Q.配送先は個人宅もありますか?

A.現在、個人宅への配送は行っていません。当社は法人向け(事業所・倉庫・店舗等)への配送が中心です。
※将来的に案件次第で個人向けが発生する場合は、事前に内容を共有・相談のうえで対応可否を判断します。

運行管理

Operations manager

本社や各営業所での勤務

運行管理の仕事とは​

運行管理とは、運送会社のドライバーと車両を管理し、安全運行を確保する業務です。具体的には、ドライバーの勤務時間・健康状態の管理、車両の点検・整備状況の把握、無理のない運行計画の作成、事故やトラブル発生時の対応などを行い、輸送の安全と効率を支える重要な役割を担います。​

お仕事エピソード

運行管理

R.Tさん

子育てとの両立に悩んでいたドライバー時代。上司がお迎えを代わってくれるなど、社員に寄り添う社風に支えられました。そんな中、会社から運行管理へのキャリアチェンジを提案してもらい、新しい道へ。今も時々ハンドルを握り、現場感覚を大切にしながら仲間を支えています。ライフステージの変化を、キャリアアップの機会にしてくれる。それが山田運送という会社です。

運行管理者の勤務内容​

ドライバーの健康・勤務時間を管理し、安全運転を指導します。​

荷物、ルート、休憩を考慮し、安全で効率的な運行計画を立案します。​

車両の点検状況確認、故障対応、修理手配を行います。​

事故やトラブル発生などの緊急時に、迅速に対応し指示を出します。​

点呼の実施し、ドライバーの乗務前後の健康状態、アルコール、免許携行を確認します。​

運行記録、日報、点検記録を正確に作成・管理します。​

運送事業に関する法令を守り、適正運行を維持します。​

運行管理者の勤務時間例
(3交代制で夜勤の場合)

日勤

9:00~18:00
8:00~17:00
12:00~21:00

夜勤

16:00~翌1:00
18:00~翌3:00
21:00~翌6:00​

深夜

0:00~9:00
3:00~12:00
3:00~12:00​

運行管理の仕事、3つの魅力​

ドライバーの命と​
笑顔を守る!​

運行管理は、物流の要であるドライバーの安全を最優先する仕事です。適切な運行計画作成に加え、休憩施設の確保、健康状態の管理、緊急時の指示などで、ドライバーが安心して運行できるよう支えます。彼らの命と健康を守り、無事に帰社させることは、運行管理の最大の使命であり、大きなやりがいです。​

毎日安定した​
働き方ができる!

運行管理の仕事は、基本的にオフィス内での勤務となるため、天候や交通状況に左右されることなく、安定した環境で働けるのが大きな魅力です。ドライバーのように長時間の運転や不規則な勤務が少なく、規則正しい生活リズムを維持しやすいでしょう。家庭との両立もしやすく、長くキャリアを築きたい方におすすめです。

状況判断など​
毎日が挑戦の連続!

運行管理の仕事は、予期せぬ交通トラブル、車両故障など、日々さまざまな課題に直面します。それらの問題を迅速かつ的確に判断し、解決策を見つけることで、安全かつ効率的な運行を維持します。困難を乗り越え、無事に運行を終えられた時の達成感は格別です。

Q&A

Q.運行管理者の資格を持っていないのですが?

A.資格は不要、未経験OKです。入社後に資格取得支援を利用して取得が可能です。ほとんどのメンバーがこの制度で取得しています。

Q.ドライバー経験は必須ですか?

A.必要ありません。運送業未経験の方も歓迎です。
もちろん、ドライバー経験からのキャリアチェンジも大歓迎で、その現場感は点呼・配車・安全指導で活かせます。入社後は資格取得支援+OJTでしっかりフォローします。

Q.配車と運行管理は分業ですか?兼務ですか?

A.基本は分業です。ただし、臨時・緊急のスポット便を受注した際は、運行管理が待機中のドライバーへ割り当てなどをする事があります。

一般管理職

General manager

本社や各営業所での勤務

運送会社の管理職とは​

運送会社の一般管理職は、円滑な事業運営を支える要です。主な業務は、ドライバーや運行管理者といった現場スタッフの労務管理、運行状況のデータ分析による業務改善、顧客との調整、収支管理などの経営サポートです。安全性の向上や生産性アップを図り、会社全体の目標達成に向けて部署間の連携を強化し、会社を成長させる重要な役割を担います。​

お仕事エピソード

事業管理本部

阿部さん

私は気づいたら管理職になってました(笑)会社は、自分たちの意見もきちんと受け止めてくれるので、業務でやりたいことが実現できるようになって、会社が良い方向に変わっていくことを実感できています。今後は私たちがお手本になり、いまはドライバーとして活躍している下の世代にも「自分たちもやってみよう」と思ってもらえるように頑張りたいですね。

管理職としてのキャリアをお持ちの方で​
山田運送にご興味のある方は、​ぜひご連絡ください。​